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■ 災害で車が壊れたら?
【地震による車両損害はどうなるの!?】
各損害保険会社の自動車保険パンフレットを確認してみると、車両本体の補償は火災・爆発・落書き・いたずら・窓ガラスの破損・台風・洪水・盗難・飛来物などが担保されると記載されております。地震という項目は残念ながらございません。つまり、通常の車両保険では地震でマイカーが破損したとしても、保険金はおりず、自腹で修理するか、買い替えとなります。では、自宅にかけている地震保険でマイカーの損害が担保できるのか考えたところ、建物か家財が主に保険の対象となるため、車両本体の損害は保険の支払い対象外となってしまうのです。

困ってしまいました。本当にマイカーを地震から守る手段はないのでしょうか!?
国内系の損害保険会社の中には、車両保険の担保範囲を「地震・津波・噴火」まで、広げることが可能な会社があります。

20等級の軽自動車で補償範囲を拡大させた見積もりを取ったところ、2,000円ぐらいしか値上がりしませんでした。ただ、この補償範囲の拡大ですが、非常に引受が厳しいようです。保険代理店に確認をしたところ、地域によって引受制限が厳しくあるようです。

では、万が一の地震でマイカーを失った場合、追加特約以外でカバーできないのでしょうか?一つの手段として、小額短期の損害保険会社が出している「地震費用保険」というものがあります。自宅が損壊した場合、その損壊度合いと保険の契約内容によっては、100万円で用途が自由な保険金が支払われるようです。
次の自動車保険の更改時、代理店に「地震・津波・噴火」まで補償範囲が拡大できるか、もしくは、「地震費用保険」を確認してみるのもいいのではないでしょうか。

昨年も大きな地震が続いたので、早めの準備が重要です。
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