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自動車保険の基礎知識
■ ファミリーバイク特約

125ccまでなら借り物でもOKの特約

「ファミリーバイク特約」は、PAP、SAPなどのセット保険につけられる特約で、その内容は、 「被保険者が125ccまでのバイクで対人事故及び対物事故を起こした場合、車にかけている主契約と同じ条件で相手に賠償する」というものです。
バイクは保険証券の上で限定されませんので、契約者とその家族が所有するバイクなら何台でもOK。
また、他人から借りたバイクでも125ccまでならすべてが保険の対象となります。
たとえば、高校生の息子が友達に借りたバイクで事故を起こした場合、父親が自分のクルマにファミリーバイク特約をつけていれば、対人保険や対物保険が支払われます。 この場合、主契約の年齢条件が息子の年齢と合わなくても大丈夫です。ファミリーバイク特約は、主契約の年齢条件と関係なく支払われます。
125ccまでのスクーターやバイクを所有している家庭、または、家族が他人のバイクを借りて乗る可能性のある場合は、この特約をつけていれば大きな安心が得られます。 特約保険料も割安です。主契約の等級にもよりますが、多くの場合、その差額は年間1万円以内。
また、嬉しいのは、事故を起こしてファミリーバイク特約を使っても、「事故」としてはカウントされないことです。ですから、翌年の主契約の保険料には割増などの影響は全くありません。逆に無事故を続けても、ファミリーバイク特約の部分に無事故による割引はありません。

搭乗者傷害保険は保険の対象外

ただ、一点だけ覚えておきたいのは、ファミリーバイク特約の場合は、搭乗者傷害保険が補償内容から除外されていることです。 主契約に搭乗者傷害保険がついていても、ファミリーバイクの搭乗者(運転者や同乗者)のケガについては補償されません。
バイクによくありがちな、転倒による骨折や切り傷、といったケガが心配な人は、ファミリーバイク特約ではなく、バイク用の搭乗者傷害保険、 交通傷害保険や生命保険などに加入しておくことをおすすめします。
なお、ファミリーバイク特約は、契約の途中からでもつけられます。家族の誰かが125cc以下のバイクを所有している、 もしくはときどき乗る機会があるという場合は、一度、保険証券をチェックして、もしまだこの特約をつけていない場合は、保険会社に問い合わせてみるとよいでしょう。

※特約については、その内容が保険会社各社によって異なる場合があります。詳細については、該当商品の約款等で必ずご確認ください。

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