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自動車保険の基礎知識
■ 車両保険

車両保険は自分のクルマのための保険

「車両保険」とは、契約しているクルマが、偶然の事故によって損害を受けた場合に、修理代などが支払われる保険です。
たとえば、 「交差点で出会い頭の衝突。こちらにも過失があるので、自分のクルマの修理代を50万円くらい払わないといけないらしい……」
「せっかくの新車なのに、駐車場で当て逃げされてしまった。修理代にかなりかかりそう……」
「ガードレールに突っ込んで、クルマが大破してしまった」
「自宅の駐車場から愛車が盗まれてしまった、どうしよう!」
このような被害による損害をカバーしてくれるのです。 つまり、対人や対物保険は他人のための賠償保険ですが、車両保険は自分のクルマのための保険というわけです。
保険金額は、契約するクルマの年式や種類の「時価」をもとに決められます。 たとえば、50万円の値打ちしかないクルマに、300万円の保険をかけたり、500万円のクルマに100万円の保険をかけようと思ってもそれは基本的に無理。
あなたのクルマの保険金額は、保険会社のほうで、最新の「時価」データにしたがって決めてくれます。 もちろん、価格や事故率の高いクルマほど、保険料も高くなります。
なお、最近は、「お酒を一滴でも飲んでいたら車両保険を支払わない」という判断をする保険会社が増えています。 あたりまえのことですが、せっかくの車両保険を自分で無効にしないよう、十分に注意してください。

車両保険のカバー範囲には種類がある

保険金額の決定には自由度はないものの、車両保険の補償範囲は自分で選択することができます。
カバー範囲や免責の設定を変えることによって、保険料が大きく変わってきますので、契約前にはその中味を理解し、しっかりと検討することをおすすめします。
まず、「一般車両保険」の補償範囲は、設定された7種類の損害すべてを網羅。保険料はその分かなり高くなりますが、自分のミスで起こした単独事故や、当て逃げによる損害もカバーしてくれるので、車両保険としてはパーフェクトなものだといえるでしょう。
「エコノミー+A特約」は、一般車両保険の内容から、単独事故と当て逃げを除いていますが、盗難のほか、走行中に前車の跳ね上げた小石で窓ガラスが破損したようなケースでも、保険金が支払われます。保険料は一般車両と比べるとかなり安くなります。「当て逃げや、自分のミスで事故を起こしたときは潔くあきらめよう」と思える人なら、この保険で十分かもしれません。
さらに保険料の安い「エコノミー」は、他車との接触などによる損害だけしかカバーしていません。最近はクルマの盗難がずいぶん増えてきています。「エコノミー」は盗難による補償を受けることができないので、高級車や人気モデルに乗っているドライバーは、そのあたりもよく考えて契約することをお勧めします。

※特約については、その内容が保険会社各社によって異なる場合があります。詳細については、該当商品の約款等で必ずご確認ください。

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