あ行
運転者年令条件
自動車を運転する者の年齢を制限して、保険料に差をつける特約。
現在、保険料の高い順に
* 「全年齢担保」
* 「21歳未満不担保」
* 「26歳未満不担保」
* 「30歳未満不担保」
* 「35歳未満不担保」
に分かれている。保険会社によっては更に細分化している会社もある。
下記の表を参照。
運転者年齢条件 | 保険に含まれる 運転者の年齢 |
---|---|
全年齢担保 | すべての年齢 |
21歳未満不担保 | 21歳以上 |
26歳未満不担保 | 26歳以上 |
30歳未満不担保 | 30歳以上 |
35歳未満不担保 | 35歳以上 |
イモビライザー割引
盗難防止装置である、イモビライザーを車両に装着することにより、車両保険の割引をする。
別名、盗難装置割引といも言う。ただし、対象となるイモビライザーはメーカの標準装備であったり、純正商品であることが多い。
※詳しくは各保険会社等にご確認下さい。
インターネット割引
自動車保険契約締結のプロセスを全てインターネットで完結された方に対して、保険料を割引する。
インターネット継続割引
前年インターネット割引適用の契約者が、次年度もインターネットを介して同一保険会社にて継続すると、保険料を割引する。
うっかり特約
継続の手続きを忘れてしまった場合でも、一定の条件を満たせば、満期日から30日以内の事故に限り補償する。
※詳しくは各保険会社等にご確認下さい。
エアバック
前方からの衝突時に、強い衝撃をセンサー装置が感知した場合に作動し、バッグ内に瞬時に高圧ガスを注入することにより膨張させ、乗員の顔や胸を保護する装置。
側面からの衝突に対応するのがサイドエアバッグ。安全性が向上するので、エアバッグ装備車には搭乗者傷害保険・人身傷害補償保険の保険料が約10%割引になる。
一部の保険会社では、デュアルエアバッグ(運転席・助手席の両方にエアバッグを装備)の場合、割引率は約15%になる。
ABS
アンチロック・ブレーキ・システム(Anti-lock Brake System)のこと。
急ブレーキをかけたときや、滑りやすい道でブレーキをかけたときに電子制御で車輪がロックするのを防ぐ装置。
制動距離が短くなったり、操縦性が安定することにより 安全性が向上するので、ABS装備車には対人賠償責任保険・対物賠償責任保険・搭乗者傷害保険・人身傷害補償保険の保険料が約5%割引になる。
エコカー
エコロジカル・カー(地球環境生態系に優しい低公害・低燃料・低排出ガス車) のこと。
電気自動車、水素自動車、ソーラー・カー、CNG[Compressed Natural Gas:圧縮天然ガス]車、ハイブリッド車などがある。
一部の保険会社では自動車取得税の軽減措置の対象となるエコ・ カーに約1.5%の保険料を割引する。
※当特約は各保険会社とも廃止の方向に向っております
か行
家族限定特約
運転する者の範囲を、記名被保険者およびその家族(配偶者 ・同居の親族 ・別居の未婚の子)に限定した場合、保険料が約3%割引となる。
この特約を付けると、限定された運転者以外の者が運転中に事故を起した場合には、 保険金は支払われない。
型式
車検証の 型式 欄に記載されている 当該自動車の車名を表す記号のこと。
例: トヨタ・Vitz の型式は NCP95
記名被保険者 ・ 賠償被保険者
保険証券 の 記名被保険者 欄に記載された者で、自家用自動車の場合、通常主として運転する者。
形状
自動車の車体のタイプの通称。セダン・ハードトップ・クーペ・ワゴン等がある。
契約者
自分の名前で保険契約の申込みをして、 契約が成立すれば、保険料支払の義務を負う者のこと。
通常 自動車の所有者。
ゴールド免許割引
被保険自動車を主に運転する方の免許の色がゴールドであれば保険料の割引をする。
さ行
自家用軽四輪貨物車
* 自動車のナンバープレートの色が黄地に黒文字
* 分類番号が40〜49または80〜89
* 記号が あ、い、う、え、か、き、く、け、こ、さ、す、せ、そ、た、ち、つ、て、と、な、に、ぬ、ね、の、は、ひ、ふ、ほ、ま、み、む、め、も、や、ゆ、よ、ら、る、ろ、を
* 長さ3.40m 以下、幅1.48m 以下、高さ2.00m 以下
* 排気量660cc 以下
の貨物車。
自家用軽四輪乗用車
* 自動車のナンバープレートの色が黄地に黒文字
* 分類番号が50〜59
* 記号が あ、い、う、え、か、き、く、け、こ、さ、す、せ、そ、た、ち、つ、て、と、な、に、ぬ、ね、の、は、ひ、ふ、ほ、ま、み、む、め、も、や、ゆ、よ、ら、る、ろ、を
* 長さ3.40m 以下、幅1.48m 以下、高さ2.00m 以下
* 排気量660cc 以下
の乗用車。
自家用小型貨物車
* 自動車のナンバープレートの色が白地に緑文字
* 分類番号が40〜49または400〜499
* 記号が さ、す、せ、そ、た、ち、つ、て、と、な、に、ぬ、ね、の、は、ひ、ふ、ほ、ま、み、む、め、も、や、ゆ、ら、り、る、ろ
* 長さ4.70m 以下、幅1.70m 以下、高さ2.00m 以下
* 排気量2,000cc以下
の貨物車。
自家用小型乗用車
* 自動車のナンバープレートの色が白地に緑文字
* 分類番号が 50〜59、70〜79、500〜599、または700〜799
* 記号が さ、す、せ、そ、た、ち、つ、て、と、な、に、ぬ、ね、の、は、ひ、ふ、ほ、ま、み、む、め、も、や、ゆ、ら、り、る、ろ
* 長さ4.70m 以下、幅1.70m 以下、高さ2.00m 以下
* 排気量2,000cc 以下
の乗用車。
自家用普通乗用車
* 自動車のナンバープレートの色が白地に緑文字
* 分類番号が30〜39、300〜399
* 記号が さ、す、せ、そ、た、ち、つ、て、と、な、に、ぬ、ね、の、は、ひ、ふ、ほ、ま、み、む、め、も、や、ゆ、ら、り、る、ろ
で小型自動車の規格を超えるもの。
事故
ノンフリート等級制度では保険期間中の事故の有無によって翌年の等級(割増引)が決定される。
※ リンクの表を参照。
自損事故保険
ガードレールに衝突したり ガケから落ちるなどの被保険自動車の単独事故や、信号無視により他車に衝突するなど 被保険自動車に100%過失のある事故により、被保険自動車の所有者や運転者などが死亡したり、後遺障害又は傷害を被った場合の保険。
自賠責保険の支払いの受けられない時に保険金が支払われる。
車検とは自動車が道路運送車両の保安基準に適合しているか、 国が一定期間ごとに検査すること。
この検査に合格した場合に交付されるのが車検証 (自動車検査証)
車検証(自動車検査証)
車両保険
衝突、接触、火災、台風、 その他偶然な事故によって被保険自動車自体に損害が発生した際に支払われる。
保険金額は自動車の時価額を基準として定められる。
車両保険の種類
※ リンクの表を参照のこと。
車両保険免責金額
車両事故時の自己負担額。
仕様
同一の 型式 の自動車を、内装、外装、シート、変速機等の違いで区別するために用いられている記号もしくは用語。
通常車体の外面にプレートによって表示されている。
例:型式UA2 のホンダ・インスパイアの仕様には 25XG、25S、25G 等がある
衝突安全ボディー
衝突時に、客室への衝撃を抑えるため、ボディの前後部をクラッシャブル(衝撃吸収構造)とした車体。
一部の会社では所定の基準を満たす衝突安全ボディーの場合、 搭乗者傷害保険・人身傷害補償保険の保険料が、約10%割引となる。
正味収入保険料
損害保険会社が引き受けた危険に対する保険料のこと。
この数値が増加していれば、一般の企業でいう売上が伸びていることを示している。
元受正味保険料+受再正味保険料
−出再正味保険料 =正味収入保険料
*元受正味保険料(保険加入者から受け取る保険料[積立保険料を除く])
*受再正味保険料(他の保険会社から再保険を受けたときに受け取る保険料)
*出再正味保険料(他の保険会社に再保険を出したときに支払う保険料)
※参照:計算式含め、『損害保険会社のディスクロージャー かんたんガイド2003年度版』p.4(03.09社団法人日本損害保険協会発行)
使用目的
リスク細分化型の自動車保険商品において、主に「日常・レジャー」「通勤・通学」「業務」の3使用区分で分けている。
それぞれ、年間を通じて週に5日以上または月に15日以上の使用頻度で判断。
※詳しくは各保険会社等にご確認下さい。
初度登録年月
新規の自動車を陸運支局に初めて登録申請をし、その登録を受理された年月。
車検証 の 初度登録年月 欄に記載されている。
人身傷害補償保険
自動車事故により、本人や同乗している人が死亡したり後遺障害または傷害を被った時に、過失割合にかかわらず本人過失分も含めて補償される保険。
保険金額が限度。
新車割引
被保険自動車が自家用小型乗用車または自家用普通乗用車の場合で、 補償開始日の属する月が初度登録年月(車検証に記載)の翌月から起算して25ヶ月以内のときは保険料を割引する。
総資産
損害保険会社の資産規模のこと。
貸借対照表の「試算の部合計」で、国債・株式などの有価証券、現金、預貯金、貸付金、不動産など全ての試算を合計したもの。
※参照:『損害保険会社のディスクロージャー かんたんガイド2003年度版』p.5(03.09社団法人日本損害保険協会発行)
ソルベンシー・マージン
損害保険会社は、保険金支払いや積立保険の満期返戻金の支払いに備えて、準備金などを積み立てている。
しかし、巨大災害や資本の大幅な価格下落など、「通常の予測を超える危険」が発生した場合でも、保険金等の支払いに万全を期すために、損害保険会社には十分な「支払能力」が必要とされている。
このような 通常の予測を超える危険(リスク)に対し、損害保険会社がどれだけ支払能力(=ソルベンシー・マージン)を持っているか表したものがソルベンシー・マージン比率である。
ソルベンシー・マージン比率は、通常200%以上あれば、その損害保険会社の保険金等の支払い能力は問題ないとされている。
※参照:計算式含め、『損害保険会社のディスクロージャー かんたんガイド2003年度版』p.8(03.09社団法人日本損害保険協会発行)
た行
対人賠償責任保険
被保険自動車の事故で、第三者を死傷させた場合に発生する法律上の賠償責任に対応する保険。
自賠責保険(強制)の任意上乗せ保険。
対物超過修理費用補償特約
対物賠償事故で、相手車の修理費がその時価を超過する場合、修理費と時価の差額に被保険者の過失割合を乗じた額(50万円限度)を支払う。
保険会社によっては「対物全損時修理差額費用」や「対物事故の超過修理担保特約」などと表記している。
対物賠償責任保険
被保険自動車による事故で、第三者の車両や家や塀、あるいはガードレール等を壊した場合に発生する法律上の賠償責任に対応する保険。
対物賠償責任免責金額
対物賠償責任保険金支払時の自己負担額。
保険金は免責金額が差し引いて支払われる。
他車運転危険担保特約
被保険者が借りた自動車を運転中に対人・対物賠償事故を起こされた場合、自分の保険から優先的に保険金支払いが可能。
借りた車両本体の損害については、借りた自動車または被保険自動車に車両保険に加入しているなど一定の条件を満たせば、契約している保険会社から優先的に保険金支払いが可能。
※詳しくは各保険会社等にご確認下さい。
担保種目
* 対人賠償責任保険
* 対物賠償責任保険
* 自損事故保険
* 無保険車傷害保険
* 搭乗者傷害保険
* 車両保険
* 人身傷害補償保険
などの、事故を起した際に受けられる補償の種類。
中断証明書
披保険車を廃車、譲渡、返還、または海外赴任や留学などで海外に渡航し、自動車保険を中断 (満期または解約) する場合、保険会社に申請することにより中断証明書を発行してもらうことが可能。
通常解約をしてから13ヶ月以内に手続きをとる必要がある。
10年間、解約時の等級を保有することが可能である。
※詳しくは各保険会社等にご確認下さい。
長期優良割引
年齢条件が、26歳未満不担保、30歳未満不担保、35歳未満不担保を付帯している乗用車で、ノンフリート等級が20等級以上、 かつ保険期間中に事故が発生してない場合、保険料を割引する。
※詳しくは各保険会社等にご確認下さい。
搭傷医療特約
搭乗者傷害保険医療保険金特約 の略。
搭乗者傷害保険で、保険金額が500万円を超える契約で 「入院」の日額を 7,500円、「通院」の日額を 5,000円 を限度とすることで保険料負担を減らすことができる特約。
搭乗者障害保険
被保険自動車に搭乗中の人が、自動車事故により死亡したり 後遺障害または傷害を被った場合に保険金を支払う保険。
盗難防止装置
車両本体・部品や車内の物を盗難から守る為の装置。
ハンドルに装着するだけの簡易的なものから、サイレンやヘッドライトを点滅することにより警報を発したりするもの、盗難後に衛星を利用して自動車の位置を知らせたりするものまで、様々な装置がある。
登録番号
自動車のナンバープレートの番号のこと。
特約
普通保険約款の内容を変更、補充、排除または追加する為に用いられる特別約款のこと。
普通保険約款に対して優先して適用。
な行
年間走行距離
リスク細分化型の自動車保険商品において、年間の走行距離に応じて保険料の割引をする。
ノンフリート契約・ノンフリート特級
保険をかける自動車(所有・使用車)の合計台数が9台以下の契約者が付保する契約をノンフリート契約という。
ノンフリート等級とは、保険料の割増・割引率を等級で表したものであり、等級は1から20に分かれ、通常 新規加入は6等級からスタートする。
1年間無事故の場合、1等級アップして、逆に事故を起した場合、1回の事故毎に等級がダウンする。
保険会社等によっては、等級を更に細分化して、22等級に分けている会社もある。等級が大きくなるほど保険料は割安となる。
* 「ご契約の継続の場合」
* 「新規ご契約の場合」と「2台目以降の自動車を購入される場合」
※事故による等級の変動については 事故と等級の関係 を参照。
ノンフリート多数割引(ミニフリート)
契約者が保険期間の初日において所有する車の内、3台以上を1保険証券にまとめることにより保険料を割引する。
通常3台〜5台で自動車保険料を3%割引。6台以上で5%割引する。
AIUの法人契約自動車のみ割引率が3台〜5台で自動車保険料を5%、6台以上で7%割引をする。
※詳しくは各保険会社等にご確認下さい。
ノンフリート特級継承期間延長に関する特則
新契約の保険期間の初日が前契約の満期日の翌日から起算して8日以降180日以内となる場合で、所定のやむを得ない諸事由があるときは、 満期日から7日以内の手続きと同様に等級継承ができる。
※詳しくは各保険会社等にご確認下さい。
ノンフリート保険期間通算特則
保険期間の中途で他の保険会社等から契約を切り替えた場合でも、一定の条件を満たす契約については等級進行をさせることが可能。
※詳しくは各保険会社等にご確認下さい。
は行
ファミリーバイク特約
記名被保険者 と その家族(配偶者・同居の親族・別居の未婚の子)が 125cc 以下のバイクで事故を起した場合、
* 対人賠償責任
* 対物賠償責任
* 人身傷害補償
* 自損事故
* 無保険車傷害保険(自動車総合保険のみ)
の補償が受けられる特約。
福祉車両割引
福祉車両として税制優遇対処となる車両に対して、割引をする。
複数所有新規
個人が自家用自動車保険において11等級以上保有の場合、2台目として新規加入する自家用自動車保険が通常6等級から始まるものが7等級から開始される。
保険証券
保険契約の成立及びその内容を証明する為に、保険会社が作成して保険契約者に交付する書面。
本人限定
被保険自動車の運転する方を、記名被保険者本人に限定することにより、割引をする。
本人・配偶者限定割引
被保険自動車の運転する方を、記名被保険者とその配偶者に限定することにより、割引をする。
ま行
無保険車傷害保険
対人賠償責任保険に加入していない 等で十分な損害賠償資力のない他の自動車との事故で、死亡したり後遺障害を被った場合に、被保険自動車に搭乗中の者に対して保険金を支払う保険。
保険金額は、対人賠償保険と同一額が限度額となる。ただし、対人賠償責任保険が「無制限」の場合は、2億円を限度とする
免ゼロ特約
車対車 の衝突・接触事故で、相手自動車とその運転手または所有者が確認できたとき、第1回目の事故に限り免責金額がゼロになる特約。
一部の会社では、車対車 以外の事故でも免責金額がゼロになるタイプ(オールリスク免ゼロ)もある。
*免責金額…車両事故時の自己負担額
や行
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